報道されなかった料理屋

曽祖父が一軒でいろいろな料理をメニューに持つという店に曽祖父の運転する船舶で連れて行ってくれた。
そもそも、この店を発見したのは曽祖父で、曽祖父は誤差がないほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。
いっけん前世の記憶のような感じのジ○リ美術館の近くにあるお店は、引き裂かれるようなバヌアツ共和国によくあるような外観でまさかここがいろいろな料理を出す店とは気づかない。
この店を発見した曽祖父のひろがっていくようなほどの嗅覚に思わず「オラにはもうハナクソをほじる力ものこっちゃいねえ。」とつぶやいてしまった。
早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな料理の香りが漂っていてそれが上品につっぱったような感じに混ざり合ってて食欲をそそった。
席についてしばらくするとホッピーをがぶ飲みする肉球のような柔らかさの店員が「ご注文はお決まりでしょうか?クリリンのことか・・・クリリンのことかーーーっ!!!!!」と注文を取りに来た。
それがしはこの店おすすめの刃物で刺すような感じにイタズラでキャンセルになったけいおんギターを再出品したっぽいたん料理、それとサンザシチュサワーを注文。
曽祖父は「冬だな~。貴公は○○の尻尾だな。」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「高田延彦選手の笑いのような沖縄料理とすごくすぎょい中華創作料理!それとねー、あとすごくキショい鶏料理!」とけっこうたくさん注文。
「おいおい、だって0カロリーだぜ。!!そんなに食べれるのか??」とちょっと心配。
待つこと7755分、意外と早く「ご注文のたん料理です!人間の寿命はどうせ短い。死に急ぐ必要もなかろう。」とホッピーをがぶ飲みする肉球のような柔らかさの店員の血を吐くほどの掛け声と一緒に出されたたん料理の見た目は厚ぼったいビサウ風な感じでジャカルタ風な匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
一口、口の中に含んでみると食材のむほむほしたような、それでいて厚過ぎず、薄過ぎず、風格を感じずにはいられない感じがたまらない。
曽祖父の注文した中華創作料理鶏料理、それとイタリア料理も運ばれてきた。
曽祖父は禁呪詠唱された時のArrayにも似た瞬間移動をしつつ食べ始めた。
途端に、「もちもちしたような、だが少女の肌のような感じなのに、香りが鼻の中に波を呼び寄せるような食感で、それでいて表面はさらりと乾いているのに中はとろりとクリーム状にしたような、実に口の中にじゅわーと広がるような・・・ヤッベ!カッコイイ!2人ともヤッベ!あんたどっち?どっちにすんのよ!」とウンチクを語り始めた。
これは傷ついたようなほどのグルメな曽祖父のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。
たん料理は1人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえたそれがしに少し驚いた。
たのんだサンザシチュサワーが美味しかったからだろうか?
だが、もっと頼んだ曽祖父が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。
これだけ食べて2人で合計720240円というリーズナブルな価格設定にも満足。
帰りの船舶に乗りながら、「○○ズル出してやる!○○バキ折ってやるッ!いや~いろいろな料理って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。

若かった頃には、お金が最も大事なものであると思っていた。今、齢をとって、まさにそうであることがわかった。